いつになっても、血液型のトークは盛り上がります。
血液型による性格判断は、日本人が大好きな話題のひとつといえます。
真面目、自己中、大雑把、変わり者、、、
このワードをよく耳にすることかと思います。
日本の血液型の割合はA,O,B,AB型の順で1番少ないAB型は全体の10%との情報もあります。
そんな貴重なAB型、変わり者としてイメージされる血液型ですがなんだかとても優秀のようです。
その謎に踏み込んで見ましょう。
日本の血液型の割合は?
一番多いのはやはりA型で39%、次がO型の29%、B型は22%、AB型は10%となっています。
引用:uranaru
これは、なんとなく想像していたイメージと一緒でした。
なぜなら私自身、初対面の方との会話のネタとして血液型を用いることがあったからです。
しかし、割合をパーセンテージで表した際、AB型が10%と、ものすごく少ない人数で、ここまで差があるとは思いませんでした。
献血で一番不足気味なのは、AB型?
血液型の割合で一番少ないAB型。ということは、献血をする方も少なく、なかなか手に入りにくいことで歓迎されているのかと思いました。しかし、
どの血液型でもより多くの献血を求めているのが現状です。では、人数が少ない血液型は特に不足しているのでしょうか。結論から言えばそんなことはありません。絶対数が多ければその分患者数も多いのです。つまりAB型は人数が少ないからAB型の血液が他の血液型よりも特に不足しているということはありません。
引用:#Hash
では、どんなことからAB型は献血で歓迎されているのでしょうか?
実は、AB型の血液には他の血液型には出来ないすごい役割があるそうです。
AB型の血液は、骨髄移植後に血液型が定まらない患者さんに使われる
引用:笑うメディアクレイジー
骨髄移植後に血液型が変わる?
驚くことに骨髄移植をすると血液型が変わる可能性もあるそうです。移植には患者とドナーの白血球の型が一致すれば良いので、赤血球の型が違う場合があります。例えば、ドナーの方の血液型がA型、患者さんがB型という骨髄移植をした場合、患者さんはドナーさん由来のA型に血液型が変わるそうです。
その血液型が安定するまでに、AB型の血小板が必要になります。血液型が定まっていない状態で合わない血液を輸血してしまうと、血が固まってしまう恐れもあるからです。
AB型の血液は、他の血液型の血小板に対応できるのです。
輸血と聞くと、患者さんと輸血の血液型が一緒でないと、固まることは多くの方が知っている知識ではないかと思います。
しかし、AB型の血小板は、全ての血小板に対応できるとても優秀な血液型で、そのおかげで骨髄移植後の血液型が定まらない患者さんも安心して、輸血を受けることができるそうですね。
では、輸血された後に血液型が変わったとして血液型の性格分けにあるような性格に急に変わったりすることはあるのでしょうか?
- 血液型と性格にはなんの関係性もありません
当てはまる人もいれば、当てはまらない人もいる。それだけです- 骨髄移植を行うと血液型が変わることがありますが、性格が変わったりしません。
- 性格は自分の思い込みで変えることは可能ですから、そういうのにこだわる人は、思い込みによって変わるかもしれません。
引用:Yahoo!知恵袋
このように、たくさんの意見があり科学的には、ないように聞こえますが、感覚として変わったと感じる方もいるようです。
こちらの情報は、また深く調査できた際追記したいと思います。
AB型は最前線のヒーローだった
日本人の血液型で一番割合の少ないAB型は、血液型性格では、変わり者扱いされて一目置かれているような感じですが、骨髄移植など命の最前線ですごい役割を発揮していたことがわかりました。
このことを、知っている方はもちろん、まだ知らない方にも知ってもらい、ぜひ献血に行っていただきたいですね。
しかし、どの血液型であろう、どれも大切な存在です。「不足しています。
ご協力お願いします」という看板を見かけたら私も行動したいと思います。