バイクの男性をひき逃げしたとして、大阪府警淀川署は9日、自動車運転処罰法違反(過失致傷)と道交法違反(ひき逃げ)の疑いで、同府茨木市立中学校教員、中島弘起容疑者を逮捕しました。
こちらの事件の詳細についてみてきましょう。
事件の概要
逮捕容疑は9日午前7時ごろ、大阪市淀川区西中島の新御堂筋(国道423号)で乗用車を運転中、車線変更した際に左側を走行していたバイクと接触。運転していた同市都島区の警備員の男性(78)に右あばら骨を折るなどのけがを負わせ、そのまま逃げたとしている。
茨木市教委によると、中島容疑者は通勤途中だった。同署によると、事故から約40分後に自ら「走行中にガチャンと音がした。後部に積んだ自転車が落ちたと思った」と110番していた。
引用:産経WEST
通勤途中という事で慌てていたのでしょうか?
しかし、時間が経過とともに、何か罪悪感でも感じたのでしょうか。
同署によると「当時は事故を起こした認識がないので、逃げたのではありません」と容疑を一部否認しているという。
引用:産経WEST
中島弘起容疑者の顔画像・プロフィールは?
名前:中島弘起
顔画像:現時点では公開なし
年齢:46歳
職業:大阪府茨木市立中学校教員
※茂木市には14校の中学校がありますが、詳細は現時点では
出ていませんでした。
住所:大阪市淀川区十三東
事件発生場所:大阪市淀川区西中島の新御堂筋
国道423号は、中心に位置する交通量の多い道路のようですね。
自動車運転処罰法違反(過失致傷)とは?
平成26年に「自動車の運転により人を死傷させる行為等の処罰に関する法律」,通称自動車運転処罰法という法律が施行されました。この法律により,自動車を運転して人を死傷させた行為について,独立の罰条が定められました。それに伴い,刑法からは,自動車運転過失致死傷罪の条文が削除されました。
そのため,現在では,自動車を運転する上で必要な注意を怠って,人を死傷させる行為は,刑法ではなく,自動車運転処罰法によって処理されることとなったのです。
この法律の下における過失運転致死傷罪の法定刑は,平成19年の刑法改正と同じく,7年以下の懲役若しくは禁錮又は100万円以下の罰金とされています。
道交法違反(ひき逃げ)とは?
ひき逃げ、轢き逃げ(ひきにげ)、救護義務違反(きゅうごぎむいはん)は人身事故(人の死傷を伴う交通事故)の際に道路交通法第72条に定められた必要な措置を講じることなく事故現場から逃走する行為。物損事故(建造物損壊や、他人のペットを死傷させた場合も含む)の場合は「当て逃げ」(あてにげ)と呼ばれる。
SNSの声は?
> 後部に積んだ自転車が落ちたと思った
落ちたと思ったとして、なんでそのまま走り続けたんだよ。落ちたと思ったら止めるよね。❝ひき逃げ容疑で大阪・茨木市立中教員を逮捕「認識がない」 – ライブドアニュース❞ https://t.co/oDzbGy2Jei #中島弘起
— ログろいど (@logroid) June 9, 2020
言い訳なのか、本音なのか・・・
走行中に物音をしっかり聞いているにも関わらず、その場で止まることがなかったようです。少しでも、不安に思いその場で止まれば、ことが変わっていたかもしれません。
起きてしまったことは変えられませんが、その対応一つで、そのあとが変わります。
詳細もまだはっきり出ていないようですので、今後の情報公開次第追記していきたいと思います。